唯一の肉親であった兄を戦争によって亡くした少女エルセは、幼なじみのターキィのもとへ身を寄せる。
しかし、平穏だと思われた日常は徐々に姿を変えていく。ある日、エルセはまるで何かに導かれるように、兄の命を奪った敵国トロイラへ向かうことになる。
そこで待ち受けていたのは、遠い昔から眠り続けてきた、一つの意思だった――。

序章「月の下で」

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１章「始動」

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２章「忍び寄る者」

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幕間　ディルケス

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３章「夢幻の狭間で」

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４章「交差と翻弄」

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幕間　ミュゼ

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５章「祈りの向かうその先へ」

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６章「追想」

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幕間　イアトス

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７章「憧憬の果て」

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幕間　リオット

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８章「眠りの白に導かれ」

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終章「繰り返される物語」

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